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B a c k N o . >>「管理人のオススメ」
06.3.14
豆腐屋Webサイト
男前豆腐店

三和豆友食品


この前、高野のセブンイレブンで「風に吹かれて豆腐屋ジョニー」という名の豆腐を買いました。300円で2個入り、縦に巨大。
この豆腐を宣伝するサイト「男前豆腐店」は文化庁メディア芸術祭のエンターテイメント部門/Web審査員推薦作品に選ばれています。最初は豆腐屋を模したバーチャルなWebサイトか個性的な歌手のサイトかと思いましたが違います。"純粋な"お豆腐屋さんでした。気づくまで数分必要としました。
ちなみに「風に吹かれて豆腐屋ジョニー」は食感はふわふわなプリンのよう。味は…大豆!!って感じです。特濃です。

06.3.2
キャラクターP U C C A

制作:vooz

世界で大ブレイク、韓国出身のアニメ・キャラクター「PUCCA」をおススメします。愛らしくも過激な求愛行動が特徴です。そしてちょっとだけブラックユーモア。ブラックなテイストは世界共通言語ですきっと。
Flashアニメは可愛いのが多く、癒されます。先日、日本人の作家さんによるカレーパンの歌というのを見つけてこれまた可愛くてオススメです。(※注意:音が出ますよ)こちら>> 「やわらか戦車」もステキ。こちら>>
Flashは短時間のものを繰り返し見られるから歌詞やメロディや動きが頭にしっかり焼き付いてしまうんです。Flashが使えるとできる仕事や制作もぐっと増えるようですよ。ぜひ。

06.2.8
西岡兄妹展

アーティスト:西岡兄妹

2/9-2/26まで出町柳のトランスポップギャラリーで行われる「西岡兄妹展」をおススメします。最新作品集「子供の遊び」の発売記念です。
最近、限定本「口の中の仕事」を読みました。箱の中に入った絵本です。箱に絵が印刷されていると思いきや、カラー絵のシールが張っていました。絵戯曲「マリーの一生」も表紙がそんな作りになっています。貴重な手作りの美術品を愛でる気持ちになれます。美しい絵本です。
「子供の遊び」はアックス等に掲載されていた単編漫画のようです。25日にはサイン会とトークイベントもあり。

06.2.2
「コミックサイト COMPLEX POOL

作者:戸田 誠二

戸田誠二さんの
コミックサイト「COMPLEX POOL」をオススメします。
戸田さんご自身のサイトに漫画を描いていたことから出版、その後単行本もいくつか出ています。短編が多いです。中でも1ページで完結するショートショートが新鮮です。
戸田さんの作品はどこか昔話や神話を思わせます。悪いことをしたら悪いことが、いいことをすればいいことが起こる、みたいな。人間が生まれつき背負った宿命やバランス、(人間の)自然の姿が描かれ、人間共通のテーマにまで高められたそれはどこか達観しています。人間を嫌いもせずひいきもせず客観的に描いています。"冷たくて温かい作品"だと思います。
COMPLEX POOL
>> http://www2.odn.ne.jp/~cbh42840/

06.1.19
凹村戦争

著:西島 大介
出版社: 早川書房

早川書房から出版の初の書き下ろし漫画単行本「凹村戦争」をオススメします。これはオーソン・ウェルズの火星人襲来のラジオが元になっています。
鬱々とした受験期の中学生たちが主人公。新聞が半月も遅れて届くような、そして無免許で教師になれるようなテキトーな村が舞台。
辺境に住む主人公たちは世間が見えない、ゆえに世界は見えるところまでしかありません。知らない物は疑うことも出来ず、ただ傍観に似たやるせない感情が漂っています。そこに突如空から降って来る物体X…。
ウェルズの火星人襲来もそうですが、知らないことは怖いことです。事情を知らないことを"善意の第三者"といいますが、"知らない"と"傍観"とはセットです。"幸せなのは善意の第三者"でしょうか?それとも…?

06.1.11
20 Q
販売元:BANDAI
¥2,100

めっちゃ久しぶりにオモチャを買いました。「20Q」といってアメリカで200万個以上売れてるものの日本版です。
何か一つのものを心に思い浮かべ、20Qの出す20の質問にYESかNO答えていくだけで考えたモノを当ててしまう、というオモチャです。日本では「20の扉」という人間同士でやる連想ゲームがありますがそれが一人でできてしまうモノです。
●結果
ゴム印→当てました
ピストル→当てました
シャボン玉→ハズレ(玉とボトルと曖昧に考えていたからかも)
パンダ→当てました
パンツ→20問以上で当てました
ゴム印当てたのは衝撃的ですね。
●結果(追加) 
20Q→ハズレ(自分のことは分からないようです!)

05.12.8
作家名:フィル・マロイ

イギリスのアニメーション作家フィル・マロイをオススメします。
『破壊の発明』『椅子の性生活』『イントレランス』など下品でブラックで愛があふれるアニメーション。イメフォ2005で初めて見てトリコになりました。
フィル・マロイ作品は常に、頭ごなしの決め付けや常識を気持ちよく破壊していきます。自分と異なるものは悪だ、敵だという発想で生まれる対立や戦争の悲しさ愚かさをトコトン皮肉っています。
私のお気に入り『椅子の性生活』とは椅子の様々な性生活の様子をショートショートで描いたものです。椅子に性…?見てない人は想像して下さい。
映画館で大勢の人と彼の作品を共有する感覚(笑う人と引く人がいる)、あの感覚もステキですが、でもやっぱりDVD欲しい〜でも日本では売っていない。…売って下さい。
フィル・マロイHP>>http://www.philmulloy.com/

05.11.24
『双子の恋』 ヨウスケの奇妙な世界 [18]

著:高橋 葉介
出版社:朝日ソノラマ

高橋葉介氏による奇妙な恋愛短編集「双子の恋」をおススメします
表題の「双子の恋」とは、双子と同時につきあう女性の話。「どちらかに決めて欲しい」と双子に詰め寄られるも、双子の性格も外見もまったく同じなためなかなか決められない女性。そこで彼女の取った行動は…?
高橋葉介氏のマンガは一言で表現するなら「魔」だと思います。二言以上で表現するなら、不思議、奇妙な偶然、災、裏返しの世界、不吉な前触れ、とかだと思います。ただ怖いわけじゃないんです。「世にも奇妙な物語」的な怖さでしょうか。話の作り方がひっっじょーに巧い。冒険活劇などの作品もあるのですが、奇妙な世界を描いた作品が特に良いです。ぜひ。

05.10.20
僕の小規模な失敗

著:福満 しげゆき
出版社:青林工芸舎


おススメ★★★★★5つ星です。福満しげゆきさんによる自伝的漫画「僕の小規模な失敗」をおススメします。
学歴コースにも恋愛ゲームにも失敗して失意の最中にいる主人公。そんな彼が自分には漫画しかない!と漫画を書き続ける物語。

主人公の徹底した暗さや繊細さ、焦り、困惑、こういう心象を表現として成り立たせているあたり太宰の「人間失格」を思い出します。他人と自分を比べて焦り、自分には強い意志がないと悩み、頭の中で最悪な考えをあれこれこね回し…。

でも主人公は悪く考えるだけでは終わりません。柔道部を作ったり、ホームレスたちとお酒を飲みかわしたり、ボクシングを習ったり、漫画を出版社に持ち込んだりと止むに止まれぬ情熱が行動を起こさせ事態は次々好転(?)していき主人公が成長します。読んでいて自分も成長した感じになれます。ぜひ。

05.8.16
楽 園

著:藤原 薫
出版社:祥伝社

幻想的な短編作品「楽園」をオススメします。
なぜこのシーンでこの人が出てくるのか、なぜこの絵なのか、この台詞は何だろう?いつも思います。でも頭で考えたら時間がかかるので藤原薫作品は考えないようにしています。物語を読むとき、感情で読む人、頭で読む人、何も考えない人、などなどいると思いますが藤原薫作品は"感覚"だと思っています。絵が美しくてそれだけでも視覚的に訴えてくるのですがそれに加え幻視、既視感、のような不思議な感覚があります。ヤン・シュヴァンクマイエルの映像作品を見るときの感覚に似ています。シュヴァンクマイエルは視覚というより触覚的だと思うのですが、「楽園」も感覚を全開にして見るといいと思います。ということは芸大生にかなりおススメ、ということなのです。

05.8.2
11ぴきのねこ

著:馬場 のぼる
出版社:こぐま社

絵本「11ぴきのねこ」をオススメします。
リーダーの"とらねこたいしょう"だけしましまの外見をしているのですが、他はみんな同じ紫色の猫です。捕まえた魚をみんなで11等分して分けるシーンがあるのですが律儀に11等分するところが可愛いです。この絵本を小さいとき読んだ友人によると「とらねこたいしょうが『ではワタクシが…』とか言って大きいのを貰ったらいいのに、と幼な心に思っていた」と言っていました。確かにじれったくなるほど平等でみんな一緒の行動をとります。小さい船に11ぴきがみっちり載っている様子は外国人の密入国を想像させ、何でも平等なのは共産主義を連想させます。背景にそんな社会現象を感じるのは私だけでしょうか…。

05.6.15
オールカラー HTMLポケットリファレンス

著:シーズ
出版社:技術評論社

HTML早分かり事典「オールカラーHTMLポケットリファレンス」をオススメします。
初心者向きなのでこれからWebサイトを作りたい、とかHTMLを勉強したい、という人に特にオススメです。全ページ画像が載ってる事典なので「背景に画像を縦に並べるにはどうするんだっけかな?」と思ったときパラパラっとめくると、画像がすぐ目に飛び込んできて見つけやすく使いやすいです。あとWeb用配色事典やCSSについても載っています。
ちょっとクセのあるキャラクターの説明イラストが気になりますが…。堅くなくていいです。

05.5.19
奇 的

著:大久保 亜夜子
出版社:青林工藝舎


東京芸術大学卒の大久保亜夜子さんのマンガ「奇的」をオススメします。
横長で銀色のマンガです。東京芸大を首席で卒業というオビの文字と本のデザインに手が伸びました。小さい冊子フライヤーをまとめて一冊にしたものらしいのですが、密度高いです。
内容は自分を主人公に大学生活を綴ったものです。いっぱい作品を作って、色んな所に行って、しかも激痛を伴う持病と闘いつつ。その行動力がすごいです。
日比野克彦氏の文章が掲載されていますが、「頭の中にあるイメージを狂いもなく外在化する能力(身体能力や運動能力と表現されています)が優れている」というのが読んでいてうなづけます。
「見たことがない」感じで「夢みたいにとりとめがない」感じです。不思議な感覚です。

05.5.4
人体の不思議展

会場:京都文化博物館


4/2〜5/22まで京都文化博物館で開催されている「人体の不思議展」をオススメします。

展示されているのは全て、死後に献体されたホンモノの人間の標本です。会場の様子は、けっこう人がいっぱいでみんな興味シンシンに標本を見ていました。手の標本を「カワイイ」と言ってる女の人がとか、輪切りにされた人体標本の前では「牛みたい」とか「焼き肉に出来そう」とかいう声が聞こえてきました。私の一番お気に入りは、机に置かれた頭がい骨に手をのせ思案にふけるかのようなポーズをとったガイコツです。
実際に標本に触れられるコーナーや脳の重さを手で触って体験できるコーナー、有料の脳年齢&骨密度測定コーナーがあります。4時から入場の4-5PASSで少し安く見れるのでお得ですよ。この機会にぜひ。

05.4.26
狂わせたいの

監督:石橋義正


石橋義正監督の不条理コメディ「狂わせたいの」をおすすめします。
最終電車に乗った気弱なサラリーマンが次々と現れる不思議な女たちに出会って理不尽な思いをします。タクシー、居酒屋、病院、ついには刑務所へ送られてしまい、徹底的に女たちに運命を翻弄されます。彼女たちの目的は、ただ男を狂わせること…?
真面目にコツコツ働くサラリーマンが壊れることによって、何か解放された感があると思いました…。ストレス発散系映画だと思います。
70年代歌謡曲がやたら耳に付き、変な世界観が出来てます。女優たちのエキセントリックな個性が見所です。ちなみにこの作品は日本映画プロフェッショナル大賞新人監督賞受賞、らしいです。

05.4.19
生きながら火に焼かれて

著:スアド
出版社:ソニーマガジンズ


ノンフィクション小説「生きながら火に焼かれて」をおすすめします。

舞台は東シスヨルダンの小さな村。十代で妊娠した主人公の女性スアドは、家族の恥として火あぶりの刑にされてしまいます。
この村では女性は奴隷扱いで、男性と話をすることも許されず、逆らうという概念すら持ちません。家族の手による娘の殺害は「名誉の殺人」と呼ばれ、殺したものは英雄扱いです。これは遠い昔の話ではありません。
壮絶です。火傷の手当もされず瀕死の状態で出産するシーンが特に壮絶です。

人間は外の世界を知らない限り、自分を疑うことができません。常識観は固まったまま、この村の人々のように悲劇を繰り返します。外の世界を知ることは大事なのだと思います。たとえそれが壮絶な内容でも…。

05.4.12
中 島 ら も

KAWADE夢ムック
別冊文藝


昨年夏に急逝した作家、中島らもの追悼企画本「中島らも」をオススメします。
ベストエッセイ20本、生前親交のあった人々のエッセイ寄稿やインタビュー座談会、中島らもブックガイド、年表などで構成されています。

私が中島らも氏を初めて見たのは深夜のTV番組「最後の晩餐」だと思うのですが、普段エッセイや小説で読むその内容や感性の鋭さからは想像できないほど、ゆーっくりとした動きと喋りの人でした。番組内で視聴者に疑問に答えてもらうコーナーがあったのですが、らも氏が出した疑問は「夜に口笛を吹くと蛇が来る、と言いますが蛇が来たからどうだというのですか?」というもので思わずこの人の思考回路すごい…と思いました。普通なら「なぜ蛇が来ると言われているのか?」と言うのかと思いますよね…。

ちなみに中島らも氏の小説では「頭の中がカユいんだ」がオススメです。

05.3.30
ウミガメのスープ

著:ポール・スローン

水平思考推理ゲーム「ウミガメのスープ」をオススメします。
『男がレストランに入り、メニューからウミガメのスープを頼んだ。それを一口食べた男はレストランを飛び出し、持っていた銃で自殺してしまった。なぜだろう?(本文より)』
収録されている問題はただのなぞなぞではありません。「水平思考」という既成の枠にとらわれない方法で解くプロセスを楽しむ問題です。逆に定められた枠の中で解く思考方法を「垂直思考」というそうです。
『小さな女の子が両親に決して地下室の扉を開けてはいけない、開けたら見てはいけないものを目にすることになる、と注意されていた。しかし、両親が出かけている間に女の子は地下室の扉を開けてしまった。女の子が見てはいけなかったものとは一体何だったのだろう?』
答えを聞いてゾッとすると同時に枠にとらわれた考え方をしていた自分に気付き、目からウロコです。ちなみにウミガメも地下室も難易度が一番高い問題です。

05.03.22
婦 人 用

ジャンル:音 楽
アーティスト:倉橋 ヨエコ

自称シャバダ歌謡歌手の倉橋ヨエコさんのアルバム「婦人用」をオススメします。
プロフィールは“6畳間にグランドピアノを持つ女”ジャズ・ピアノ弾き語りによる昭和歌謡曲で女の怨念めいた心情をカラッと歌い上げてます。

倉橋ヨエコさん出演の京都タワーでのライブを見てハマりました。ピアノのテクニックと個性的な声の出し方を初めて見たとき、何だコレは!?と思い、よくよく歌詞を聞くとその内容の怖さ(?)にただならぬものを感じました。耳に残ります。
ジャケットは本人によるデザインだそうです。他にも「礼」「思ふ壷」「モダンガール」「東京ピアノ」などのアルバムが出ています。最近TSUTAYAでも見かけますのでぜひ。

05.3.15
シュヴァンクマイエルの不思議な世界

監督:ヤン・シュヴァンクマイエル


チェコの映画監督ヤン・シュヴァンクマイエル によるシュヴァンクマイエルの不思議な世界」をオススメします。
シュヴァンクマイエルの作品にはブラックユーモアや社会批判などがこめられています。収録されている『男のゲーム』はサッカー選手11人がいろんな道具で相手チームの選手を殺し合い、死んだ人数で得点を争うという、子供が考えたようなシンプルさと残酷さをもつ話ですが、潰される粘土人間の映像がとてもよく出来ていて何回見ても面白いです。

シュヴァンクマイエルの作品はよく「感覚的」と表現されますが、手触りがそのまま伝わってくるような使い込んだ古い道具をモチーフに使用していたり、CGを使わずコマ撮りでモノを少しづつ動かし撮影しているためだと思います。頭で考えるでも感情を揺さぶるでもなく、肌で感じるのです。生々しいです。

2/23にDVDが新廉価で再販売だそうです。

05.3.8
心 の 悲 し み

著者: 西岡 兄妹
出版社: 青林工芸舎

西岡兄妹の漫画「心の悲しみ」をオススメします。
西岡兄妹は字の通り兄妹で描いている人たちです。兄が考え、妹が絵を描くという役割りですが、感覚的でシュールな物語は何にも似ていない独特の不気味さと不思議さがあります。兄の作る空虚な話は宗教的でさえあり、読んだ後は心の中がシーンとします。つまらないシーンでなく、満ち足りて何も要らなくなったときのシーンです。それに妹の愛らしくも不気味な絵柄がマッチして完全なカタチになっています。

昔、西岡兄妹の絵本の朗読会に行ったことがあり、そこで握手をしてもらったのですが、妹さんの手が小さくて柔らかかったことが印象に残ってます。この手があのダークな絵柄を描くのか…と(笑)

05.3.01
ソ ウ

監督:ジェームズ・ワン

謎に満ちた密室劇「ソウ」をオススメします。
老朽化したバスルームで対角線上に足を鎖でつながれた二人の男。男たちに与えられたのは、テープレコーダー、一発の弾、タバコ2本、着信用携帯電話、2本のノコギリ。犯人から告げられたメッセージは「6時間以内に相手を殺すか、自分が死ぬか」

この映画は「セブン」や「メメント」や「CUBE」などが好きな人ならハマること間違いないと思われます。ミステリー映画はミステリー小説に比べて娯楽性が強いので難解なミステリーや観客を裏切るようなオチは避けられがちだと思うのですが、これは見事にやってくれた感がある作品です。「新しい」ミステリー映画です。

監督は27歳という若さです。美術もシンプルなバスルームをはじめ、独特の世界観と色合いで、退廃的な美しさがあります。

05.2.22
ラーメンズDVD BOX 第2弾

作・演出/小林賢太郎
出演/ラーメンズ(片桐仁・小林賢太郎)

ラーメンズの第2弾になるDVD-BOXをオススメします。
「study」はDVD化されている中で一番新作ですが、今まで見たお笑いの中では一番、頭がいい作品だと思います。見終わったあと脳がこります。

ラーメンズは美大出身ということもあり難解なネタが多いのです。しかし、受け身で笑わせてもらおうという姿勢で見るのでなく、疑ってみたり、探してみたり、考えたりしながら見るのが好きな人にはオススメの作品だと思います。

05.2.15
藤子・F・不二雄SF短篇集 (1)カンビュセスの籤

著者:藤子 不二雄
出版社:中央公論社


藤子・F・不二雄のSF短編集です。ちなみに「SF」とは「少し不思議」の略です。

子供向きの解りやすい話だけを描く人なのかと思っていたのですが、これは大人向きで内容もひねくれたもの、ブラックなもの、シュールなもの、社会問題、そしてもちろんキャラクターの愛らしいものetc...で構成された短編集です。特に「ノスタル爺」が良いです。タイトル変だけど話は良いです。

藤子・F・不二雄の作品「ドラえもん」や「オバQ」がなぜ大衆に受け入れられるのか、ただ可愛らしいからでなく人間共通の根底の方にある問題意識を可愛い絵柄でオブラートに包んで表現しているからなのかもしれないと思いました。

現在は「藤子・F・不二雄SF短編PERFECT版1〜8」の方が入手しやすいかもしれません。

05.2.8
は こ に わ 虫

著者:近藤 聡乃
出版社:青林工芸舎


多摩美術大学出身の近藤聡乃(アキノ)さんのマンガをおススメします。
彼女のアニメーション作品「電車かもしれない」がICAF(インターカレッジアニメーションフェスティバル)に出品していたのを見て、彼女の作品中毒になりました。
 以前からコミックHなどで連載しているのを見て、その強いコントラストと、小さいぶつぶつの密集したキモ可愛い絵、幻視的な不思議なストーリーなどで彼女に一目置いていました。収録されている「つめきり物語」はアックス林静一賞を受賞しています。五本の爪に関する五話の話ですが、秀逸です。特に中指の爪の話が良いです。

ちなみに私は今月からフジモリに代わって映像・舞台芸術学科サイトを引き継ぐことになりましたテラダです。今まで「異常気象になりたい」の四コマを描いていたのですが、四月から新連載+いろいろ新しい企画をつくって多くの人に見て頂けるサイトにしたいと思います。これからよろしくお願いします。
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